足底腱膜炎は、足の裏に負担がかかり続けることで炎症が起こり、痛みが長引いてしまうトラブルです。長期間続く場合には、痛みをかばって歩き方が変わり、反対側の膝や股関節にまで負担がかかってしまうこともよくあります。
当院では、痛みが強い方には少量のステロイド注射を行うこともありますが、「注射は少し怖い」という方には体外衝撃波治療(ESWT)をおすすめしています。2週間に1回、3〜5回ほど行うことで、多くの方が痛みの改善を実感されています。
ただ、足底腱膜炎は症状の「結果」であり、その背景には足のアーチの崩れ、股関節や足首のかたさ、脚の長さの違いなど、さまざまな要因があります。原因を整えながら治療を進めることで、再発を防ぎ、しっかりと歩ける状態を保つことが大切です。
そのため当院では痛みの治療のみではなく、ご希望があれば
• 理学療法士による歩き方の解析とストレッチ・運動のアドバイス
• 義肢装具士によるオーダーメイドインソールの作製
などを組み合わせて、根本的な改善を目指しています。
費用については、すべて保険診療の範囲内で、一般の整形外科を受診されるのと同じようなイメージです。医療制度上の受診・治療制限などはありません。
ただし体外衝撃波のみ、初回は保険 3割負担で約15,000円ほどの自己負担がかかります(2回目以降、追加費用はありません)。
インソール作製の費用に関しましてはこちらをご参照ください。
お時間については、平日18時までにお越しいただければ問題ございません。また、土曜日(毎週)、日曜日(月2回)も行っておりますので、ご都合のよい時にお越しください。
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