ご記載の症状からは、足底腱膜炎を基盤としつつ、その炎症が足関節内側の神経(脛骨神経およびその枝)に波及している可能性(二次的な足根管症候群)が考えられます。
また、痛みを避けるために無意識のうちに足以外(股関節や腰など)へ負荷がかかっている可能性もあります。
通常、このような代償動作により足部への負荷を一時的に減らすことで症状は改善することが多いですが、今回のように長引く場合、足の構造や歩行バランスに根本原因があることが少なくありません。
harur様のような症状である場合、当院では踵へのステロイド注射または体外衝撃波治療を実施し、痛みが軽減した段階で、足のアーチを補正するインソール(扁平足や構造的負担の軽減)や、リハビリとしてのストレッチ指導(足底・アキレス腱・足関節周囲)を行っております。
開張足で土踏まずが低く、3年弱前左足にモートン病を発症しました。靴の見直しなどで暫くして症状は殆ど無くなりました。数ヶ月前に運動をきっかけに両足の足裏の中足骨骨頭辺りが痛くなり、特に左足は何かが貼り付いた感があり、右足にもモートン病を発症し、左足のモートン病の部分も足裏の中央にまで広がりました。重心を見直した所、中足骨骨頭の痛みは少し良くなってきていますが、庇って歩いたりする内に他の指や足の甲などにも痺れ出てきています。
遠方なので少ない回数での診療を希望しています。