足の相談室

ハイアーチ(甲高)の対策

のちゃんさん

60代 女性

関東地方

生まれつきハイアーチで、足のこうが引っかかり履けない靴がある程です。
ハイアーチから50代後半に足底腱膜炎になり、動注治療や衝撃波をしてようやく痛みが軽減しましたが、いつ痛みが再発するかとビクビクしながら筋トレやストレッチ、医療インソールをしています。
ハイアーチに対しての治療や情報が少ないのでお願い致します。
院長

桑原 靖

このたびはお問い合わせいただきありがとうございます。

ご記載の内容から、ハイアーチ(凹足)に起因した足底腱膜炎をこれまで繰り返しながらも、現在は適切にコントロールされている状態と考えます。継続してトレーニングやストレッチ、インソール管理をされている点は、方向性として妥当です。

一方で、ハイアーチは構造的な特徴であり、完全に消失するものではありません。そのため「再発への不安」が残るのは自然なことです。この点を前提に、対策は整理すると理解しやすくなります。

まず靴選びについてです。
ハイアーチの方は甲が高いため、日本メーカーの靴は合わないことが少なくありません。
・甲に合わせるとサイズが大きくなる
・サイズに合わせると甲が当たる
というズレが起こりやすい構造です。
そのため、日本メーカーに限定せず、海外メーカーも含めて選択肢を広げることが現実的です。

加えて、靴底の素材も重要です。
ハイアーチは足の衝撃吸収能力が低く、歩行時の衝撃が踵から膝・股関節へ伝わりやすい特徴があります。
そのため、アウトソールは硬いものよりも、発泡素材(クッション性の高いもの)を選ぶ方が合理的です。

次に、現在行われている対策の中身についてです。
インソールの使用は有効ですが、形状が現在の足の状態に適合しているかは定期的に見直す必要があります。
また、ストレッチや筋トレも重要ですが、ハイアーチの場合は「強化」よりも「柔軟性の確保」と「衝撃を逃がす使い方の習得」が本質になります。

結論として、
・靴の選択(メーカー・形状・素材)
・インソールの適合
・身体の使い方
この3点を適切に整えることで、再発リスクは下げることが可能です。

ご不安が続くようでしたら、一度状態を拝見し、具体的に調整することも可能です。無理に受診を勧めるものではありませんが、現状を客観的に評価することで見通しはより明確になります。

引き続きお大事になさってください。

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