メディアの方へfor media

足病医学の歴史と日本における課題

中世のヨーロッパでは男性貴族がヒール靴を履いていたという時代があり、彼らはそれぞれの足の専門医を雇っていたといわれています。 これが起源となりPodologieという学問がここでうまれ、後に英語圏でPodiatoryとして確立されました。ドイツ式フットケアグッズが多いのはこうした背景があるからとも言われています。

日本では医学部教育の場において、このような学問を学ぶ機会はなく、足を専門とする医師は非常に少ないというのが現状です。例えば皮膚科では胼胝、整形外科では外反母趾、形成外科では陥入爪というように横断的には学ぶのですが、足の疾患を系統立てて考えるという学問そのものが存在しません。これらを繋ぐものとしてBiomechanics(生体工学)という考えがあり、全てを併せ持つことでPodiatry(足病医学)が成立します。

ゆえに現時点の日本において足病医学を普及させるためには、足に関するなんらかのスペシャリティーをもった医師たちのチーム、足専門の理学療法士、足専門の装具士(米国ではPedorthistという)、フットケア専門看護師など、ライセンスの枠をこえたチームとしての医療を患者さんへ提供し、そして自らも成長し続けていく必要があると考えています。

取材のご連絡はメールまたはお電話にて受け付けております。

担当者より折り返しご連絡差し上げますので、ご連絡先、取材内容等をご記入の上送信いただきますようお願いいたします。

  • お電話でのお問い合わせ

  • メールでのお問い合わせ

    Contact