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足のトラブルは何科?

「足のトラブルを一度も経験したことがない」という人は、ほとんどいないと思います。ではそのトラブルに対して、自分は何科を受診すればよいのかという問に対しては、実は答えがなく医療の盲点となっています。日本の医療は患者さんが個々の症状から診療科を自ら選んで受診するというシステムですので、タコやウオノメが足にできれば皮膚科、外反母趾が心配であれば整形外科、巻き爪の手術であれば形成外科が妥当であろう、と予測をたてて足を運ぶことになります。仮に「足科」と標榜している医療機関があればとても分かりやすいのですが、現行の医療法上それは認められていません。

一方で、日本以外の先進国の多くでは足科は独立した診療科になっており医学部や歯学部と同様、足学部といった足を診療するための専門教育と国家資格が存在します。逆に考えれば、足の医療はそれだけ専門性が高く奥が深いということになり、日本の医師がそれぞれの診療科の患者さんを診ている片手間で、それを解決しようというのは少々無理があります。

このような状況下で日本においても足の医療を提供していこうという信念のもと、私たちは2013年、東京都の表参道に足を専門に診る医療機関「足のクリニック」を開院いたしました。但し、一人の医師の知識と専門性だけで多岐にわたる足のトラブルを解決することはできないため、整形外科、形成外科、皮膚科、リウマチ科など様々な分野における足の専門医師が互いに情報を共有しながら日々診療をおこなっています。また足の医療に特化した理学療法士、義肢装具士、看護師のサポートも受け、チーム医療としてあらゆる足のトラブルに対応できることを目指しています。

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