このたびはご相談いただき、ありがとうございます。
プレート抜去手術につきまして、現時点でお伝えできる内容を以下にまとめてご説明いたします。
まず、プレートの抜去は、必ずしも最初に手術を行った病院でなければできないというものではありません。
私が手術を行っている病院においても、条件が整えば対応は可能です。その場合、1泊2日の入院での手術となります。
なお、プレート抜去は全身麻酔下で行う手術となるため、日帰りでの対応は現実的ではありません。
また、遠方からお越しいただく場合でも、
• 術前検査(手術病院)
• 入院・手術(手術病院)
• 抜糸(足のクリニック)
と、少なくとも3回は来院いただく必要があります。
手術に際して特に重要なのが、抜去に必要な器械の準備です。
プレートやスクリューは製造会社や型番ごとに専用のドライバーが異なるため、これらが事前に特定できていなければ、実際に手術を行っても抜去できません。
そのため、手術を受けた病院に、プレートの製造会社名およびネジの型番を確認していただく必要があります。
診療情報提供書(紹介状)があれば非常に助かりますが、必須ではなく、使用されているプレート・スクリューの詳細が分かれば対応は可能です。
手術自体は、骨折時に切開した部位を再度切開して行うため、通常は新たに他の組織を大きく傷つける可能性は高くありません。
ただし、一時的な痛みや、一定期間の歩行制限は避けられない見込みです。
また、すでに手術から4年が経過しているため、プレートと周囲組織の癒着が強い可能性があります。
その結果、実際に手術を行ってみたものの、安全面を考慮して抜去できないというリスクがある点については、あらかじめご理解ください。
加えて、プレートを抜去したからといって、必ずしもヒールが履けるようになるかどうかは別の問題です。
関節可動域の改善については、手術後の状態を踏まえたうえで、ご自身でのリハビリが重要になります。
以上を踏まえ、現実的なメリット・リスクの両面をご理解いただいたうえで、
今後についてご検討いただければと思います。
ご不明な点があれば、遠慮なくお知らせください。

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