ご記載の内容から整理すると、外反母趾の進行により足の使い方が崩れ、その結果として膝へ負担が集中している可能性が高いと考えます。外反母趾がある場合、母趾と母趾球に荷重をかけることができず、歩行時における足のバランスが大きく崩れます。その状態が続くと、膝関節にねじれや偏った荷重が生じ、半月板へのストレスが増加します。
一方で、すでに半月板損傷と診断されていることから、膝単独の問題として筋力強化や減量が指示されるのは一般的ですが、足の状態が修正されていない場合、それだけで十分な改善が得られないことは珍しくありません。つまり、「膝だけを治す」アプローチでは不十分で、「足からの影響を断つ」必要があります。
したがって、痛みなく歩ける状態を目指すのであれば、まず足の機能と歩き方を評価し、外反母趾による負担のかかり方を是正することが重要になります。具体的には、足に適合したインソールによる荷重コントロールが軸となり、その上で必要に応じてリハビリを組み合わせます。変形の程度や日常生活への支障が大きい場合には、手術による形態の修正も選択肢となります。
現時点の情報だけでは、どの治療が最も適しているかの最終判断は難しいため、一度実際の足の状態と歩行を拝見した上で、原因の優先順位を明確にし、治療方針をご提案するのが合理的と考えます。

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