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ご記載の症状からは、爪の根本で新しい爪をつくる働きに異常が生じ、爪が前に押し出されず、成長サイクルから逸脱している可能性が考えられます。通常、爪は根元で作られたあと前方へ連続的に移動しますが、根本周囲に炎症や圧迫があると、この流れが止まり、爪が伸びない・色調変化・腫れといった所見がみられることがあります。
また、しもやけは寒冷刺激により皮膚全体に赤みや腫れ、かゆみを生じる状態であり、「爪が数か月伸びない」という経過は説明しづらいため、今回の症状とはやや性質が異なる印象です。
まずは超音波検査で、爪の根本に炎症があるかどうかを確認し、その結果をもとに方針を決定するのが適切と考えます。

「4か月前、仕事中に足を痛めました。2日たっても痛みが治らなかったため整形外科を受診したところ、先生から『こんなのは見たことがない』と言われました。
右足の爪のところには液体がたまっていたようで、押したところ血液と水のような液体が出てきました。その後、左足の爪にも異常があると言われ、針を刺して調べてもらいましたが、とても痛かったです。
その処置から約1週間後に右足の爪が取れ、さらに4日後には左足の爪も取れてしまいました。
その後、新しい爪が生えてきましたが、途中までしか伸びてこず、歩くのも大変な状態です。
このような状態でも、今後きちんと治る可能性はありますか?」
お写真を拝見する限り、現在見えている爪は、途中まで伸びたところで指先の皮膚にぶつかり、それ以上前へ進めなくなっているように見えます。
爪は通常、根元から新しい爪が作られ続けています。そのため、今後は新しい爪が根元から伸びてきて、現在の古い爪を少しずつ上側へ押し出していくと考えられます。
その結果、ある程度時間が経つと、古い爪は新しい爪に押し出される形で自然に脱落する可能性があります。
ただし問題は、その後に伸びてくる新しい爪も同じように指先の皮膚にぶつかってしまう場合です。その場合は再び爪の成長が止まり、同じ状態を繰り返してしまう可能性があります。
そのため、解決策の一つとして、テーピングなどを用いて指先の皮膚を下方向へ引っ張り、爪が前へ伸びるためのスペースを作る方法があります。
うまく爪が指先の皮膚を乗り越えて前方へ伸びられるようになれば、この悪循環が断ち切られ、正常な爪の成長サイクルに戻る可能性があります。
ただし、実際に改善するかどうかは指先の形状や爪の状態によって異なりますので、一度専門的に評価を受けることをおすすめします。