足の相談室

指の痺れと足裏の感覚異常

トミーさん

50代 男性

関東地方

初めまして
現在、右足の指の痺れと足裏の感覚異常(ボコボコしたものを踏んでいる感)に悩まされています。
発生は今年3月半ばで、最初の病院では坐骨神経痛疑いで腰のMRIなどを撮影するも原因がわからず、6月初旬より別の病院に通院しています。
現在の病院では腰のMRIの撮り直しに加えて神経伝導速度検査を実施し、足根管症候群との診断を受けました。6月下旬には、痺れに耐えられず、神経ブロック注射を実施しました。それ以降、安静時、自宅内や軽い歩行時の痺れはなくなりましたが、少し長い距離を歩くと足の指(甲側が強め)に痺れが出る状態であるほか、歩行時の足の裏のボコボコ感は全く消えず、足裏の感覚も少し鈍くなっているような気がします。また、最近は足首の浮腫み感が強く、足首の背屈がしにくい感覚があります。
病院では「望むのであれば、悪化を防ぐ予防的手術も」と言われていますが、投薬以外の保存治療の提案はなく、また特に患部を見ることもなく触ることもなく…の毎回の診察なので、手術すべきか迷っています。一方でweb上には「早く手術しないと治らない」との情報もあり、尚更どうすべきか焦っています。

足根管症候群であった場合、早期に手術すべきなのか(そもそも手遅れとなる時限はあるのか)、また、別の保存治療により改善を図る方法があるのか、是非ご教示いただきたくお願いを致します。ご教示内容によっては、御院にお世話になりたいと思っております。
院長

桑原 靖

お問い合わせいただきまして有難うございます。
足根管症候群であれば、通常、踵の部分に痺れを感じることはありません。痺れの範囲が以下の図の通りかどうか、ご確認いただけますでしょうか?

https://ashi-clinic.jp/disease/tarsaltunnel/

一方で、注射によって症状が軽減したとのことから、足根管症候群である可能性は高いと考えられます。

足根管症候群は「症候群」という名前の通り原因はさまざまで、代表的なものとしては以下のようなものが挙げられます
• 距骨下関節に慢性的な炎症(足根骨癒合症や変形性関節症など)があり、内側に突出した骨棘が神経を圧迫している
• 足根管内に腫瘍やガングリオンがあり、神経が物理的に圧迫されている
• 重度の扁平足により足関節が内側に倒れ、神経が引き伸ばされている
• 腱鞘炎を背景に炎症が広がり、神経に波及している

これらのいずれにも該当しない場合には、足根管の開放手術により神経周囲の圧を軽減することもありますが、あくまで対症的な手段となります。

一方で、明確な原因が存在する場合には、まずはその是正が優先され、手術となったとしても根本的な改善が見込めるケースが多くなります。

私の臨床経験上では、扁平足を背景に神経が引き伸ばされたり圧迫されたりしているケースが多く、こうした場合は手術ではなく、足に適合したインソールの使用によって症状が改善することもよくあります。

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