今年に入り、巻き爪治療として、ワイヤーを取り付けたところ、
爪が伸びず、付け根が痛み始めました。1月にワイヤーをつけ、3月には痛みがあったため、ワイヤーをとって経過を見ていましたが、現在6月になり3ヶ月様子を見ていましたが、一向に爪が伸びません。付け根が凹っとしているのが気になり、お世話になっている皮膚科に相談しましたが、「爪が厚くなっている過程」と言われておしまいでした。先週末、痛さが悪化したため、急遽近場の皮膚科へ行ったところ、「炎症を起こしているので薬を処方する。外科的な処置は必要ない」と診断を受けました。現在、塗り薬と抗生剤(ファロム)を飲んでいますが、あまり良くなりません。こちらのHPを拝見して、レトロニキアという疾患を見つけ、まさに自分の症状かと思いました。恐れ入りますが、画像を確認して頂けますでしょうか。またレトロニキアの場合、次のステップとしてどのようなことをしたらいいでしょうか。恐れ入りますが、ご確認のほど、よろしくお願いいたします。
お写真と経過を拝見いたしました。
ワイヤーを装着したために爪が伸びなくなったのではなく、もともと成長が停止していて、なおかつ巻いている爪に対してワイヤー治療が行われたと考えるのが自然かと思います。
また、皮膚科の先生がおっしゃる「これから爪が厚くなっていく過程」という説明も、一つの考え方として間違いではありません。しかし、炎症や痛みを我慢しながら、最終的に爪が厚く変形していく経過を見守ることが、必ずしも最善の治療とは考えておりません。
当院では、抗生剤や塗り薬で一時的に炎症を抑えるだけではなく、炎症の原因となっている停滞した古い爪を局所麻酔下で部分的に除去し、新しい爪が正常に伸びられる環境を整える治療を行っております。
もちろん、実際にレトロニキアであるかどうかは診察をしてみないと断定はできませんが、お写真とこれまでの経過からは十分にその可能性が考えられます。
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