わずかに翼状爪甲が見えるので、おそらく扁平苔癬だと思われます。治療としては、ステロイドの塗布や全身投与などが有用だと言われていますが、扁平苔癬は難治性であることが少なくありません。
以上より、慶応大学病院皮膚科の爪外来を受診されるのがよろしいかと思いますが紹介状が必要となります。お近くの医療機関で書いていただくか、当院(爪と皮膚の診療所)もしくは足のクリニックでの作成も可能です。
ご検討ください。
足の爪で悩んでいます
左足の親指の爪が数ヶ月前から生えてきません。
根本は生えているのですがそこから伸びてきません。
右足の爪は左足同様、根本だけ生えていたのですが、剥離して取れてしまい皮膚だけの状態になってしまいました。
このような状態でも対応して下さいますか?
根本は生えているのですがそこから伸びてきません。
右足の爪は左足同様、根本だけ生えていたのですが、剥離して取れてしまい皮膚だけの状態になってしまいました。
このような状態でも対応して下さいますか?
爪と皮膚の診療所
院長
院長
足の爪で悩んでいます

10年くらい前にサイズの合わない運動靴を使ったのをきっかけに、
爪の変形→重複→剥がれる→新しい爪が生える→元の長さになる前に下から新しい爪が重なって生える→次々と新しい爪が下から生えるが伸びない→…
という順序を辿り、結果写真のように分厚い変色した爪になってしまいました。長時間歩くと、分厚い爪が靴で圧迫されて少し痛みま
す。新しい爪が最後まで伸び切ってくれないので、どうすればいいかわかりません。
お問い合わせいただきありがとうございます。
ご記載の経過を拝見すると、爪が正常に爪床へ密着して伸びる状態ではなく、爪が浮いた状態(いわゆる爪甲剥離に近い状態)となり、爪の成長サイクルが乱れている可能性が高いと考えられます。サイズの合わない靴による慢性的な圧迫や外傷を契機として、爪が爪床から浮き、その結果として新しい爪が途中で下から重なって生えてくる「重複爪」に近い状態になることは、臨床的にも珍しくありません。
このような場合、浮いてしまっている不要な爪が残っていることで、新しく生えてくる爪が正常に前方へ伸びることができず、結果として厚く変形した爪が繰り返し形成されてしまいます。したがって治療としては、浮いている不要な爪の部分を一度取り除き、爪が正常な成長サイクルに戻れる環境を整えることが重要になります。処置の際は必要に応じて局所麻酔を使用しますが、爪の根元から完全に抜いてしまう処置ではなく、浮いている部分のみを整える処置ですので、処置後に強い痛みが残ることは通常ありません。
また、このような状態の爪は一度の処置だけで完全に正常化するとは限らず、爪の成長を確認しながら整えていくことが大切です。一般的には、1〜3ヶ月に1回程度の間隔でメンテナンスとして介入し、不要な爪を削除しながら新しい爪が正常に伸びてくるよう調整していく方法が現実的と考えます。
ご検討ください。
ありがとうございます。
紹介状、爪と皮膚の診療所さんにお願いしてもよろしいでしょうか?
ままま さま
爪と皮膚の診療所での紹介状の件、問題ないかと思います。ただ多くの患者さんが受診されるクリニックですので、ご予約をされた上で行かれることをおすすめいたします。