O脚(内反膝)の方の場合、脛骨(すねの骨)が内側へ傾いていることが多く、単純に外側を高くするインソール(lateral wedge)を入れると、かえって足首や膝の痛みが強くなるケースがあります。
一方で、「では土踏まず(内側)を高くすればよいか」というと、必ずしもそう単純ではありません。O脚の程度、足首の傾き(踵骨の倒れ方)、歩き方、足部の柔軟性によって、必要な補正は大きく異なります。
実際には、足の傾きや荷重バランスを確認しながら、少しずつ角度を調整してインソールをデザインしていく必要があります。既製品の中敷きを自己判断で調整すると、逆に痛みが悪化することも少なくありません。
また、変形が高度で、膝のアライメント異常が強い場合には、インソールのみでは限界があり、脛骨骨切り術(HTO:高位脛骨骨切り術)のような治療を視野に入れることもあります。
一度拝見できれば、足首の傾きや歩行を確認したうえで、インソールで対応可能な範囲かどうかも含め、ご提案できるかと思います。

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