ご記載の内容から、両足の親指付近にみられる硬い突起については、強剛母趾に伴う骨棘である可能性と、痛風による尿酸の沈着(痛風結節)の可能性のいずれも考えられます。実際に、医療機関によって見解が分かれることも少なくありません。
これらは見た目だけでの判断は難しく、レントゲン検査により骨として形成されているものなのか、軟部組織(骨以外のやわらかい部分)の変化なのかを評価することで、ある程度の判別が可能となります。
骨棘であった場合には、関節内での機械的な衝突が原因となるため、根治を目指すには関節温存型の関節形成術(骨切りなど)が適応となります。一方で、痛風結節であれば尿酸の沈着が原因となるため、必要に応じて結節の摘出を行うとともに、内科的に尿酸値のコントロールを行うことが重要となります。
まずは正確な診断を行うことが重要です。お住まいが遠方とのことですので、お近くの整形外科にてレントゲン検査を受けていただくのも一つの方法かと思います。そのうえで、もし当院での診療をご希望される場合には、検査結果をご持参いただければ、より具体的なご提案が可能です。

はじめましていま家の近くの整形外科に通院しています。左も強剛母趾で手術を受けましたが今回は右足も痛くてレントゲンで撮ったらやはり強剛母趾とのこと前回の入院の際は、5日位の入院で済みましたが、今回は、違う病院で手術した場合は、1週間から2週間程度かかると言われてます。いま保育補助の仕事をしていて長期の休みがとりづらくて足底板も作りましたが家の中を歩く時は痛みがあり靴を選ばないで歩きたいのが希望です。
強剛母趾に対する手術をご希望の場合、当院では3泊4日の入院で行っています。手術翌日から歩行は可能ですが、術後3週間程度は仕事をセーブしていただくことをおすすめしています。保育のお仕事ですと足への負担が大きいため、この点はあらかじめ考慮しておく必要があります。
一方で、関節内へのステロイド注射や、足に適合したインソールを使用することで、痛みが軽減する方も少なくありません。ただし、強剛母趾そのものを治す治療ではないため、症状や関節の状態によっては、根治を目指す手術を優先したほうがよい場合もあります。
まずは一度診察させていただければ、現在の状態を評価したうえで、保存治療と手術のどちらが適しているかをご説明いたします。
右親指が痛い、時折つる、整形で強剛母趾?と云われ専門の処で、相談との事でした。手術となると何日入院したり、マンションの階段を歩く事ができますか?
膝大腿骨ないか壊死で、手術の勧めあり、だが膝あまり痛くない。親指の方が痛く、歩くのが辛い時あります。高齢でも親指改善可能でしょうか? どうぞ宜しくお願い致します。東京都
コメントいただきありがとうございます。
親指の関節が硬くなって痛みが出る「強剛母趾」に対する手術を、通常3泊4日の入院で行っています。
年齢だけで手術ができるかどうかを判断することはありません。普段からご自身の足でしっかり歩けていて、体調に大きな問題がなければ、ご高齢の方でも手術を受けられています。
また、膝の痛みについてですが、足の動きが悪くなったり、かばうような歩き方になったりすることで、膝に負担がかかっている場合もあります。もしそうであれば、足の状態を改善することで膝が楽になる可能性もあります。