ご記載の内容からは、外脛骨そのものではなく、外脛骨に付着する後脛骨筋腱に慢性的な負担がかかっている状態と考えられます。
外脛骨があるだけでは、通常は痛みは生じません。
足のアーチを支える後脛骨筋腱は、舟状骨という骨に付着し、歩行時にアーチを引き上げる役割を担っています。
しかし外脛骨がある場合は、後脛骨筋腱は舟状骨ではなく外脛骨に付着します。
通常程度のアーチであれば大きな問題はありませんが、扁平足が強い場合は、後脛骨筋が常にアーチを引き上げようと働くため、その力が外脛骨と舟状骨の境界部分に繰り返しかかります。
その結果、その部分に慢性的な炎症が起こり、今回のような痛みが生じている可能性があります。
当院では、痛みが強い場合には炎症部位へのステロイド注射を行うことがあります。また、足に合った靴を選び、足に適合したインソールを作製・使用することで、後脛骨筋への負担を軽減し、再発予防を目指します。
手術については、単純に外脛骨だけを切除すると、後脛骨筋の働きが弱くなり、アーチ構造を十分に支えられなくなる可能性があります。そのため、必要があれば外脛骨と舟状骨を癒合させる方法や、後脛骨筋の機能を温存・再建する術式を選択することが重要と考えています。
まずはレントゲンや超音波検査での炎症度合い、足のアーチの状態、歩き方などを拝見したうえで、保存療法で改善が期待できるのか、手術が必要なのかをご相談させていただきたいと思います。

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