足のクリニック監修治療対象疾患
リスフラン関節症 りすふらんかんせつしょう
「足の甲が腫れている、体重をかけると足の甲が痛い」というのが初期の症状で、長期間放置しておくと関節炎が重症化し骨棘を生じて足の甲の骨が出っ張ってきます。
リスフラン関節は5本の中足骨(足指の骨)それぞれと足の甲の骨の間にある関節のことで、足の全体構造の中心であり、その中でも、2趾(人差し指)のリスフラン関節は頂点となる非常に負担の大きな部位です。
このため足の構造が崩れたり、外反母趾などの疾患で母趾(親ゆび)に体重がうまく乗せられないような状態になると、特に2趾のリスフラン関節に大きな負荷がかかってしまい、強い炎症が起こります。
自然治癒は期待できませんので重症化する前にきちんと検査を行う必要があります。
※リスフラン関節症とリスフラン靭帯損傷は別の病気です。