足のクリニック監修治療対象疾患

糖尿病性末梢神経障害 とうにょうびょうせいまっしょうしんけいしょうがい

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糖尿病の3大合併症は、網膜症、腎症、そして末梢神経障害による足底の感覚低下で、それぞれの合併症予防とその進行がないかの定期診察が重要です。
末梢神経障害は、趾先から感覚が低下し、重症化すると足の防御知覚が全て失われ、画びょうを踏んでも気づかないほどまでに感覚が低下します。更に糖尿病が進行すると内在筋といわれる足の中の筋肉が萎縮(小さくなること)してしまい全体の構造バランスが崩れて趾が曲がり、靴ずれを起こしてそこから細菌感染を起こすこともあります。しかし痛みの感覚が低下しているために、症状の進行に気づかず、受診する頃には重症化している場合も多くみられます。

糖尿病の治療をおこなっている方は専門医療機関で定期的に足の診察を受けることをおすすめします。
健康な方でも足に痛みなどを慢性的に自覚している方は、糖尿病になることで、それが「痛いはずなのに痛みを感じない」という状態になり得るため注意が必要です。

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