足のクリニック監修治療対象疾患

爪甲肥厚(厚い爪) そうこうひこう

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趾(足ゆび)の変形により爪や爪の根本に直接的な力が加わるようになると、爪は前方に向かって正常に伸びず、分厚くなりながら成長するようになります。趾先への荷重負荷が原因であることが多く、そこに胼胝(タコ)ができていることも特徴のひとつです。つま先部分が圧迫されるほどきつい靴(スパイクシューズなども含む)を継続的にはいていることで、圧や摩擦がかかり発症することも少なくありません。

痛みはありませんが爪と趾の間は浮いてしまい、そこへ異常増殖した角質が入り込んでしまいます。白癬菌が入り込むと、爪白癬(爪水虫)などを合併して悪循環になることもあり、その場合は爪白癬の治療も必要です。
正しい爪の切り方や、適切なフットケアをすることも大切となります。

爪の肥厚が進んでいる場合は爪甲除去手術などを行います。これは、麻酔をかけて爪を根元から抜き、新たに爪を生やす治療法で、術後およそ3ヶ月から半年ほどかけて爪をきれいに薄く生やす処置を継続する必要があります。

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