足のクリニック監修治療対象疾患
粉瘤 ふんりゅう
粉瘤は皮膚の下にできる良性腫瘍のひとつです。一般的に毛穴がないところには発生しないといわれていて、手のひらに粉瘤ができている方を日常診療で診ることはまずありません。
足の裏も同様なはずなのですが、実際のところは魚の目や小さな傷が原因で皮膚に小さな凹みができてしまい、そこから粉瘤が発生していると思われる方をよく目にします。
粉瘤ができているとは患者さんも気づかないし、医療機関でも気づかれないことがあります。しかしながら「足の裏の削っても削ってもなかなか治らない胼胝」として対応されている方が多く、通常では大きくなった段階(φ1cm程度)で胼胝とは明らかに違う痛みや違和感を自覚します。
手術で袋と中身を取り出して足の裏の皮膚を平らな面にすれば根本的に治すことができます。
なかなか治らない胼胝がある方は一度ご相談ください。