足のクリニック監修治療対象疾患
長母趾屈筋腱炎 ちょうぼしくっきんけんえん
「足の親ゆびを曲げようとすると足首のあたりが痛い」ことが特徴で、とくにバレエをやっている方に起こりやすいです。
長母趾屈筋も後脛骨筋と同様にふくらはぎの奥から始まった筋肉が腱となって内果(うちくるぶし)の下のストローのような腱鞘を通り、足の裏を走行して親ゆびの骨(末節骨)の下に付着します。長母趾屈筋腱は内果の腱鞘の中で90度の方向転換をおこなうため、必要以上の負担がかかるとここに炎症が起こります。
痛みの部位は三角骨障害と似ているので、なかなか判断がつかないこともあります。